#きょうの水泳教室
きょうはジムの水泳大会に向けて、飛び込みスタートの練習会に参加した。
場所は辰巳国際水泳場である。
仕事も中途半端に会社を出て、急ぎ足で会場まで行くと、30分前に到着してしまった。
持て余した時間は、他の水泳教室に参加する子どもたちやどこかの学校の水泳部の様子を、見学スペースから眺めていた。
国際大会も開かれるプールなだけあって、みな本格的なトレーニングをしている人が多く、普段のジムとは様子が違う。
身体の筋肉も隆々として、肌にも張りがある子たちが、どこを向いても視界に入ってくる。
周りには保護者らしい人たちもいたので、平静を装ったが、若い筋肉が練習の合間にじゃれ合う様子を見るたびに、萌えまくる胸の内を押さえるので精一杯で、自然と鼻息が荒くなってしまった(なってない)。
集合時間が来たので着替えて、ジムが借りているレーンに向かう。
12,3人ぐらいの生徒に、コーチが4名いた。
自分以外の生徒は、50前後の男性が一人だけで、あとは40代以上の女性ばかり。かなりアウェー感がある。
しかも拠点の違うジムのコーチだったので、見慣れない方たちに少し緊張した。
やはり水泳をやる方は明るくフレンドリーなのか、初対面でもグイグイと距離を縮めてくるので、どうしても構えてしまう。
案の定、出欠の返事をした際に、声が裏返ってしまった。
飛び込みスタートのレッスンが始まったが、その内容はとても簡単なものだった。
①水中の踏み台から
②プールの床上から
③スタート台から
と高さを変えていきながら、繰り返し飛び込んで練習するというもの。
最初は水中に設置された踏み台から、飛び込む練習から始める。
ポイントは、飛び込む際の身体の姿勢。
とにかく腹を打つ痛そうなイメージしかなかったのだが、どうして飛び込み時に腹を打ってしまうのかを教えてもらったら、すんなりできてしまった。
頭が腰の高さより高くなると、水面に腹から当たることになる。
少し猫背になりながら、顎を引き、つま先を立てながら、腰を浮かして、水中に頭頂部から落ちていくように飛び込むと、水面に腹を打つことなく、水中を伸びやかにグンと進むことができた。
壁を蹴ってのスタートより、断然、飛び込みスタートの方が気分がよい。
10分ぐらい練習したら、②と③の高さからの飛び込みスタートをしてみる。
要領は①と同じで、ただ飛び込む台の高さが異なるだけ。
ただそれだけなのだが、水面からの高さが数十センチ異なるだけで、かなり恐怖感が増す。
恐怖感が増すと、姿勢への意識が欠けてしまい、結果、飛び込みスタートに失敗して腹を打つことになる。
②で上手いことできないので③に進まなかったのだが、レッスンの残り時間が少なくなったところで、③の飛び込み台からスタートしてみた。
スタート台の踏み座は水面に向けて傾斜がついている。
スタートの姿勢で前傾姿勢を取るだけで、水中に落ちそうになるほどだった。
踏み台の縁に足の指をかけて踏み切って飛び込む。
さらに高さも出るので恐怖心は増したが、飛び込み自体は、踏み台による前傾姿勢が自然に取ることができたので、②よりは上手に飛び込むことができた。
コーチのアドバイスは、飛び込みの時に脚がバタついているから揃えると良い、とのことだった。
脚が揃ってないために、水中に入った後の姿勢が保てず、推進力が生まれないのでもったいない、とのこと。
そう言われても、踏み切ってから水面に到達するまで、コンマ数秒だと思うのだが、その滞空時間の間の身体の姿勢まで意識がいかない。
その神経と筋肉はあるわけなので、できないことはないのだが、神経を結びつけるにはどうしたらよいものか。
やはり何度も練習するしかないか、と気落ちしたところで、レッスンの時間が終了した。
飛び込みスタートが許可されたプールは極少数なので、そう簡単に練習できないのが悩ましい。
陸の上でできる練習はないものか、あとで検索してみようと思う。
余談であるが、辰巳国際水泳場のプールは、とても天井が高く、水質もクリアで、何よりとても身体が浮く水だったので、泳いでいて心地よかった。
一般開放もあるので、時間を見つけて行ってみたいと思う。🏊♂️💦
#きょうの水泳教室