ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

おしのの映画鑑賞日記-『シン・ゴジラ』を観て(1)

こんばんは。

お久しぶりです、しのです。

 

8月も終わって夏の陽気も薄れてきたと頃ですが、みなさまはお元気でいらっしゃいますでしょうか。

少し前になりますけど、うちのお店もお盆休みをいただいたんです。でも、旦那様もあたしももう年だし、今年は長めにお休みを取らせていただきました。


旦那様はこの蕎麦屋の生まれで地元育ちだし、あたしも江戸時代からタイムスリップしてきた人間だからさ、帰省する先もなくて、毎年、お盆休みには各地の混雑している様子をテレビで眺めてばかりです。
お店を開いていた方が良いのかしらん?とか思ってしまうぐらいに、ゆっくりさせていただいて、贅の極みを堪能させていただきました♪ (明らかに言い過ぎね)。

けれど、私が帰省するとしたらどこになるのかしらん。民俗博物館とかかしら 笑。

 

んで、ずっと家で過ごしていたら、さすがに飽きてしまったので、久々に映画を観てきたわけ!『シン・ゴジラ』!

映画好きのお客様からも評判を聴いたりしてね、この夏に公開の映画の中では、一番、気になってた映画だったのよ。

でも、正直なところ、怪獣映画にワーキャー騒ぐような年齢でもないし、期待値は低かったのよね。

だいたい、タイトルに「ゴジラ」って言うぐらいだから、ゴジラが出てくるんでしょう?出落ち感が凄すぎ、って思うのよ、ってこれは大人げない屁理屈ね。ごめんなさいねw。

 

監督をしている庵野さんの作品は、昔にエヴァを娘と見たけど、出てくるキャラクターが全員神妙な雰囲気を醸しててさ、特異な状況に追い込まれた自分に、内省的になる様子が頻繁に描かれるじゃない?それを見る度に、ちょっとついていけないところがあって、そこまでハマれなかったのよね。

ハマるとかハマらないとか、本来はどうでもいい話なんだけど、そこらへんがエヴァを観た者同士で話をする際に、会話の方向性を決める試金石にされていたような感じがあってさ。ハマってる方が偉い的な?雰囲気?をよく感じたものだわよ。

娘と話をするとよく喧嘩になりかけたんだけど、いまとなってはやっぱりあたしが大人げなかったと反省してますw。あまりにも偉そうに語るもんだから、ついイラっときちゃったのよね w。

 

さてさて、見た後の感想をここから書くけど、ネタバレが含まれると思うから、まだ観てない方で気にされる方は、読まないでちょうだいね。

 

私の感想を簡単に言うとね、「なんだか不甲斐なく思う感情が昂ぶった!」って感じ。なんなのかしら!?って、いま思い返しても苛立ってしまうぐらい。

映画の展開はテンポがいいし、セリフは聞き取れないほど早く喋ってくるから、おかげで緊迫感とか、登場人物たちの有能さを演出できていたし、世界観はリアルに伝わるものがあって、圧倒されたのは事実よ。

 

でも、この映画で描かれた世界観は、あたしが浸りたいものではなかった、言うなればそれだけのことで、絶賛している人の感動に水を差す気はまったく無いんだけどさ、とりあえずはさ、あたしの感想を聴いて!って思うわけ。

 

(2に続く)