ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

おしのの映画鑑賞日記-『レッドタートル ある島の物語』を観て(1)

こんにちは。しのです。
ご無沙汰して、ごめんなさいね。

 

前回、何の映画を見るべきかを考えてるブログをアップしてから、あっという間に12月になってしまいました。

あれから、何作かの映画を観たんだけど、ちょっと考えることが多くてね。

仕事の忙しさにかまけて、考え事をまとめるのをサボっておりました。

 

この間に観たのは、次の3作よ。
①レッドタートル ある島の物語
②怒り
③ファンタスティックビースト

 

ジャンルも舞台となる国も製作費の規模もまるで異なる3本の作品だけど、観るのはあたし自身だから、趣向の違う作品の間から、なんだか関係性というか、同じように観てしまったのよね。

怒りについては、ここのブログの管理人さんが書くと思うから、それ以外の映画について、感想を書きたいと思います。

でもきっと似たような感想を読むことになると思うけど、その点はあらかじめご勘弁くださいませ。

 

まずは、

①の『レッドタートル ある島の物語』(http://red-turtle.jp/)
について書くわね。

 

この映画、あたしが目にしたり耳にしたりする評判は良いものしかなくて、でも実際に観たっていう人は少なくて、とてもコアな映画ファンにはウケる作品なのかな、って思ってたのよ。

そういう玄人好みのする映画って、あたしじゃ理解できないことも多くて、観てチケット代を払っただけの満足が得られるかどうかは、半信半疑だったの。

ポスターのデザインもさ、評判では”圧倒的な映像美”とか謳われていたけど、ポスターの絵だと、そこまでの美しさは感じなかったから、期待値がそこまで高くなかったのよ。

映画のワンシーンを採用しているんだけれど、ポスター用にイラストを描いても
よかったんじゃないかとは、いまでも思うのよね。

 

でも実際のところ、見る前の心配はすべて杞憂だった。

つまらなかったらどうしようかなんて心配してたって、どうせお金を払って観るんだから、楽しんだ方が絶対に良いに違いないんだけど、あれって予防線か何かなのかしらね。

ほぉら 踏んだとおり面白くなかった、評判どおりの駄作だった、なんて貶すのは、チケット代を払った権利の内っていう意識はどこかにあるかもね。

 

でも、批判するなら作品としての良し悪しよりも、自分の生きていく糧となり得る内容だったか否か、で観た方が良いような気がするのよ。
自分は製作側ではたらく人間ではないし、観る側の立場でしかいられないから。

 

世の中の評論とか、感想って、別に製作側の人間でもないのに、作品としての良し悪しについて、語りすぎると思うの。

そういう意味で言うと、このレッドタートルという映画は、アニメ映画史上に残されるべき傑作と言われてたりして、それには何の反対もしないけど、あたしが語りたいことはそれじゃないのよ。

 

(2)に続きます。