大玉ドロップの歌詞保管庫（４） - ウォンバットの黄金バット

こんばんは。お疲れ様です。

大玉です。

前回アップした氷雨ですが、引越しサウンドさんの作曲センスが一部界隈で結構な評判になったようで、こちらとしても大変よろこばしいことだと感じています。

自分の歌詞も評判になればいいなぁと思うのですが、やはりメロディがついて初めて人の心に響いていく様子を見ると、音楽の力を思い知らされる思いでいます。

さて、今回の歌詞ですが、実は引越しサウンドさんに氷雨の歌詞を渡した直後に一気に書き上げたものです。

氷雨は、情景描写のみで恋の歌として表現しようと、「好き」とか「愛してる」の単語を入れないようにと、ルールを決めて書き上げることにしていました。

本当は「君」とか「あなた」とかも入れたくなかったんですが、まだまだ自分のスキルでは適わず…。

それに少し悶々としたものがあり、思い切って「好き」とか「愛」とかの言葉を用いて、感情を躊躇うことなく吐き出したらどうなるだろう、ということで、新しく小品的な歌詞を書き上げてみました。

氷雨の直後で作曲する暇も無かろうと、引越しサウンドさんには、メンタルケアのための習作だから曲はいらないよ、と言いはしたのです。

しかし、この歌詞を考えてるときはアデルになったつもりだった、と自分が言ってしまったがために、引越しサウンドさんの創作意欲を刺激してしまったのか、曲をつけていただいちゃいました。

でも話を聞くと、なかなか苦戦されたようです。

アデルの曲調を意識して創作するには、歌詞の語数が足りなかったようで、ほんと申し訳ない気持ちです。

アデルの曲で歌われるような、理知的であり、情熱的かつ冷静さや怠惰も併せ持つ気分の感じが、とても人間らしくて好きなのですが、まだ自分には力不足だったかもです。

しかし、さすがは引越しサウンドさんと言いますか、ジャパニーズポップみたいになってしまったとご本人は言うのですが、引越し節は残しつつ、曲の世界観をちゃんと作っていただけたなぁ、と感心するばかりです。

出だしの「どうして〜」は歌詞の不安定を意識しての音程なのでしょうか。

引越しサウンドさん的に作らなそうな音程だったので少し驚きました。

冬のこの時期や深夜に聴くのに、ぴったしな曲になったと思います。

氷雨やpush!に比べるとスルメ曲かもです。

年末年始のイベントを控えて、諸々が上手くいってない人には、とても響く歌になったと思います。

(いま、少し失礼なことを言ってしまったかもです。)

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必要十分
作詞：大玉ドロップ
作編曲：引越しサウンド

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どうして苦労がつきまとう
ただ好きなだけ
きっとお互いに

どうして不安になるんだろ
信じたいだけ
たぶんお互いに

会わない時間の方が君を気にしてばかり
なんだか変な話だよね

できれば最小限の努力で

僕らの愛を育みたい
そうして最大限の時間を

君と一緒に過ごしたい

どうして素直になれぬのか

残る緊張
ほんとバカみたい

どうして大事にできぬのか
探る駆け引き
だいぶバカみたい

会ってる時間の方が君を見ていないかも
なんだか変な話だよね

できれば最小限の努力で
僕らの愛を育みたい
そうして最大限の時間を
君と一緒に過ごしたい

できれば最小限の努力で
君との愛を育みたい
そうして最大限の時間を
僕と一緒にいてほしい

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次は明るい歌を書きたいと思います。

寒い季節でも前向きに、あたたかい気持ちになれるような、そんな曲になればいいなと思います。

ではまた。

大玉ドロップ