#ごちそうさMASALA #また食べたい
映画を観た帰りに、また少し足を伸ばして、インド料理屋の看板を掲げたパキスタン料理屋へ。
昨日とは違う店の方(といってもわからないだろうが)。
ランチのピークは過ぎた頃だが、店内にはお客さんがチラホラといる。
席に通された後、例の黒板メニューの方を見ると、前にあった所に無いので焦ってしまった。
黒板メニューは、他ではお目にかからないようなパキスタン料理が書かれたもの。
平日ランチタイムはやってなかったのかな、なんて呆然としていたら、店長さんがそれに気づいたのか、黒板を出して来てくれた。
心が読み取られているのだろうか。
しかし、今回もメニューが読み取れないので、どれにしようか迷う。
前回、次はアレを頼んでみようと思ってたものが無いのだ。
悩んでるうちに店長さんが注文を取りに来てしまったので、わからない単語が何を指すのか聞く。
すると、「あなたは前にこれを食べたから、これが好きならこっちにすると良いと思いますよ」と仰せられる。
顔だけでなくメニューまで憶えられている、と驚愕しつつ、オススメされるままに注文。
shalgum gosht と ロティ。
カブと肉(ヤギorラム)という名のカレーで、カブが形がなくなるまで溶けて、骨つきラム肉がほろっと崩れるまで煮込まれている。
煮込んでいるせいか欧風カレーに近い印象を受ける。
野菜の旨味と肉の旨味が濃厚で、さらにスパイスと相まって美味しくなってる。
ロティも香ばしくて食べ応えがあって美味い。
結構、辛さもあったので汗が止まらなくなってしまったので、デザートにkulfiを頼んだ。
ココナッツと卵とスパイスを合わせたものをシャーベットにした感じで、ココナッツプリンを凍らせた感じと言えば伝わるだろうか。
出されたものは少し溶けちゃってたらしいが、これはこれで美味い。
溶けてもプリンとして美味しくいただけた。
甘すぎることもなく、毎日でも食べられる味は珍しく感じる。
匙が止まらず、あっという間に食べ終わってしまった。
会計の時に、店長さんから「ランチタイムは忙しいから黒板は出してないけれど、あなたが来たから出してみたよ」、と言われ、ありがたさに胸を打たれる。
こうやって常連の心を掴んでいるのだろうか。
まんまと自分もハマってしまった。
ランチタイムは13時以降であれば、黒板メニューも可能だそうだ。
ではまた伺います、と挨拶をして店を出ると、風が心地よくて汗が一瞬で引いた。
映画の舞台とされるイタリア郊外の陽気も、こんな感じだったりするのかも?と印象的なシーンに想いを馳せる。
感想については、ネタバレにもなるし、また後日にまとめてみたい。
#ごちそうさMASALA #また食べたい