#ボタニカルホモ日誌 20180422 #ラーメンは好きじゃないけど
昨日、友だちとランニングをして銭湯に行き、いつもの鉄板焼き屋でたらふく飲んで食べて帰ったら、シャワーだけして寝落ちしてしまった。
きょうはハイビスカスとパクチーとホーリーバジルの種まきをしようと思っていたが、おかげで何の準備もできないまま朝を迎えてしまった。
準備とは種を水に浸けて芽出しをしやすくすることなのだが、一晩ほどかかるので、また日を改めなければならない。
起きてベランダの様子を見ると、昨日は開きかけだった食香バラが完全に開いていた。
しかも他に二輪も咲いている。
紫枝。開ききった花輪はなかなか大きい。
豊華の花。もしゃもしゃ。
咲かせっぱなしだと株に負担なので、そうそうに切り取る。
生けるのにサイズの合う花瓶も無いので、せっかく食用なのだからとリキュール漬けにしてみた。
容器に花びらをグラニュー糖と交互に詰めて、リキュールを入るだけ注ぐ。
何となくの作り方だから、薔薇の香りがリキュールに移ってくれるかは賭けである。
上手いことできたら、紅茶に入れたり、水割りにしたら良いかもしれない。
今度は膨らんだ蕾を摘んで、乾燥させたものをお茶にしてみたい。
中国では漢方にも使われるものらしい。
どう転ぶかどうか、楽しみだ。
んで、鉢の水遣りを終えたら、オザパ詣でに。
来週も行く予定なのだが、母の日に贈れそうな花を下見しに行ってみた。
そろそろ夏野菜の苗も並ぶ頃だし、今年はどんな苗があるのかも楽しみだった。
案の定、野菜苗のスペースが大きくなっていた。
この暑さのせいで、葉っぱがダレる苗も出てるようで、スタッフの人が水遣りで忙しそうにしている。
例年人気の苗から新商品の苗までたくさん出てきていた。
特にミニトマトの種類の多さはかつてないほどではなかろうか。
20〜30種類はあるんじゃなかろうか。
緑色のミニトマト。甘いのかな。
これは枝垂れ咲きならぬ枝垂れ成りのミニトマト。
上に成長しないから支柱もいらないし、コンパクトに仕立てられるのは、かなり魅力的だ。
ミニトマトってかなり生命力が旺盛で、2メートル近く伸びたりするので、結構場所を取って難儀なやつなのだ。
なので、今年はミニトマトはやらないぞ、と思っていたのだが、その決意が早速揺さぶられる。
そういえばこの間、サービスでもらった種があるのを思い出した。
ミニトマトは育てないぞ、という決意は端から破綻していたようだ。
病気になりにくく、食味もいい品種の苗もたくさん出ていた。
いろんな品種を育てる楽しみがあるのがミニトマトの良いところだ。
これはレモンマリーゴールド。
葉っぱがレモンの香りがするハーブの一種で、春から秋口まで咲き続ける強者。
ずっと欲しかったので即買い決定。
他にも葉っぱから良い匂いのする品種は、多く並んでいてメロンの匂いがする花苗があった。
葉っぱに触れると、フワッとメロンジュースの香りがする。
甘い匂いをさせる葉っぱなど、虫が寄ってきそうに思えるが、恐らくは虫が嫌う成分によるものなのだろう。
薔薇の大苗コーナーも新芽が大きくなっていた。
来週ぐらいには、花もいっぱいら咲いているかもしれない。
こっちはブルーベリーの苗。
花がいっぱい。
スタッフさんたちの剪定の様子などを見て、プロの技を見て学ぶ。
ラズベリーとブラックベリーの鉢がセール価格になっていたので、悩みに悩んだ末に買ってしまった。
行灯仕立てだから、そこまで大きくしなくても済みそうだしね、と自分を説得して家にお越しいただくことに。
(悩みに悩んでたのか、写真も撮ってなかった。)
花木エリアをうろついていたら、バナナケーキの匂いがする。
匂いの元を辿ると、カラタネオガタマという花が咲いていた。
金木犀並みの強さで、バナナの甘い匂いがする。
4月から6月ころまで花が続くとあるが、バナナ嫌いな人が近所にいたら怒られそうなレベルである。
しかし「カラタネオガタマ」という名前は、眺めているといろいろと妄想が捗ってステキだ。
多肉も下見したかったけれど、あまり品数がなかったのが残念です。
でもウサギゴケがあった。
ウサギの形をした花が咲いて可愛らしいのだが、こう見えて食虫植物なのだ。
根に土中の虫をおびき寄せて殺し、栄養源にするらしい。(うろ覚え)
長時間、屋外をウロウロしていたら、若干熱中症になりかけたので、休憩がてら昼飯にラーメンを食べた。
オザパの近くにあるのだが、いつも混んでいるので気になっていたのだ。
こってりラーメンのがっつりセット。
見た目のガッツリさとは裏腹に、丁寧な味付けでなかなか美味しかった。
あと店員さんがかわいい。
食べたら一気に身体のだるさが取れた。
やっぱり昨日は飲みすぎたのかもしれない。
昨晩は自分の恋愛観について、理解し難いと半ばお説教をされたので、ついつい飲みすぎてしまった。
あんまり他の人と変わらないと思っているのだが、なかなか応援されないのはシンドイものだ。
しかし、自分の幸せを思ってのことだろうから、感謝の意だけは示さねば。
植物は手間をかけた分、花を咲かせたり実をつけたりしてくれるけれど、人間の場合はどうしたら良いものか。
いっそのこと、この身体から上手いこと花が咲いてくれたら良いのに、とまたメルヘンな屁理屈を考えてしまった。
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