#ボタニカルホモ日誌 20180429
目下、ゴールデンウイークである。
天気も良さそうで、ベランダでの作業には打ってつけだ。
今朝はベランダの鉢植えの並びを変えた。
部屋の中で冬越しをさせていたアセロラが花をつけていたので、そろそろベランダに出す頃かと、玉突きで鉢を移動させていく。
この間、急に付けていた葉っぱを落としたので何事かと思っていたが、新芽の準備の頃合いだったのかもしれない。
第二陣の新芽も出てきているが、一陣のスピードに比べるとゆっくりな様子。
剪定をする前に、グングンと伸びてきてしまいそうだ。
薔薇もブルーベリーも枝葉を伸ばして窮屈そうなので、鉢の間隔を空けた。
間にはパクチーの苗を置いて、虫除けにしようと思う。
それと、ポップの蔓がグングンと伸びてきて、行き場をなくしていたのでネットを張った。
ポップ氏の蔓は、自分が伸びてほしいと思う方向へ誘引しても、彼は気に入らないと自ら蔓を解いて、伸びたい方向に蔓を伸ばして行く。
蔓には産毛のように細い棘もあって、誘引すると引っかかって取れないと思うのだが、彼は平気でやってのける。
たとえば、朝に誘引しても午後一には蔓を解いているほどのスピードで、蔓を動かしているのだ。
どういう力作用がはたらいているのか、気になってしょうがない。
張ったネットに誘引してみたけど、気に入ってもらえるだろうか。
先日に蒔いた種の様子を見ると、まだ芽は出ていなかった。
代わりに、土の上にいた生まれたてのカタツムリを見つけた。
土に卵が混じっていたのだろうか。
小さくてかわいい。
しかし、ここに居着いてもらっても、芽が出たとしても食われかねないので、他所に行ってもらった。
大体の作業を終えたところで、きょうは育ったステビアを摘心し、ドリップコーヒーに足して淹れてみた。
ステビアのスッとした甘さがコーヒーで味わえるかと期待してみたが、そこまで甘くはならなかった。
生の葉っぱを齧ってみると、後味に苺レベルの甘さが舌に残る程度なので、量が少なかったのかもしれない。
しかし、生食の風味はなかなか爽やかで美味しいので、これはサラダに加えるか、お茶にした方が良さそうに思った。
仮説を立ててみても実際やってみると、大体のことはハズレる。
対植物だけではなく、対人間でも同じことが言えるのだろうなぁ、と思った。
きょうは、これからボタニカルホモ散歩をしに行く。
この時期恒例の行事である。
#ボタニカルホモ日誌 20180429