ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#先日の水泳大会

先日、ジムの全支店が共同で開催する水泳大会でした。

教室に通い始めてから、今年で3年目。

その間、毎年誘われていたものの、日程の都合もつかないし、まだまだ下手くそなのに記録会とか無理無理〜、と断っておりました。

しかし、今回は都合もつくし、上級クラスに上がったこともあり、力試しのつもりで出ることにしました。

 

大会の会場は辰巳国際水泳場で、公式競技が行われるプール。

テレビでよく見る、ゴール時にタッチするあの黄色い壁も設置されていて、電光掲示板にも記録が表示されるなど、ペーペーの自分には恐れ多い設備が整えられておりました。

会場に着いてエントリーリストの載ったプログラムをもらったので見てみると、どの方のエントリータイムも速いこと速いこと。

また、プールの方ではアップ練習する方々で既にいっぱいだし、その泳ぎを見てもまぁ速いこと速いこと。

その時点で気づきましたよ、これは元水泳部レベルの人が集まった大会なのだと。

水泳歴2年とちょっとの自分には、かなり場違いな感じがマジでパない。

 

自分のエントリーした競技は、50m自由形と100m平泳ぎ。

自分のエントリータイムは55秒と1分50秒で、速い人と比べると35秒と50秒も遅くて、自分が25mのターンをする頃、トップの人はゴールしてるぐらいの遅さ。

ぶっちゃけ、70代の女性のエントリータイムよりも遅い。

これは断トツで遅い自分が目立つ展開が容易に想像され、恥晒しになるかもなぁ、なんて思いました。

でもまぁ記念受験みたいなもんだと思って開き直りました。

旅の恥はかき捨てみたいなもんです。

 

結果は、50m自由形で47秒、100m平泳ぎが1分44秒でした。

懸念点は1度練習しただけの飛び込みスタートでしたが、大きな失敗もなく幸いでした。

エントリータイムよりも5秒ほど縮められたのは、飛び込みスタートのおかげだと思われます。

実のところ、試合前の待機場所では飛び込みスタートが不安で、かなりナーバスになってたんですが、召集係をしていたコーチに「この雰囲気を楽しんでもらえればOKですよ!」と声をかけてもらえたのが、いま思うと良かったような気がします。

そう言われて、試合中のプールの方を見れば、自分よりも高齢の方や障害を持っている若い子が、自分なりの泳ぎをして好記録を出していました。

その光景を見たら、スポーツというのは個人で楽しむ限り、不謹慎なことは何もないのではないかと思い、だいぶ気持ちが楽になれたように思います。

 

まぁ、ゴール順は最下位でしたけど、個人的には充実感のあるレースで、もっと上手くなる余地があることに気づけたのも収穫でした。

記録会の参加者には、身体がキレッキレに仕上がっている方もいれば、相撲取り並みに膨よかな方もいるし、身体障害者の方も混じっていたのですが、みんないずれも速いタイムなので、記録は年齢や体型、運動能力ではなく技術に拠るんだな、と痛感しました。

これまで、上手な泳ぎ方にはお手本があって、それに近づくことが即ち上達してることになると思ってたのですが、間違いだったかもと反省した次第です。

お手本となる泳ぎ方の正解は、万人に共通するものはなく、人それぞれにあるものと見た方が良さそうだと思いました。

自分の体型や可動域の限界を見極めつつ、自分なりの泳ぎに推進力をつける型や泳法を身につけるのが、正しい取り組み方なのかもです。

 

ちなみに、速い人の泳ぎ方を間近で見て驚いたのは、泳ぐというより水面を飛び跳ねるような泳ぎ方だったことです。

水面近くに身体を保てば保つほど、水の抵抗が減り推進力を出せるという理屈に、ようやく合点がいきました。

てっきり、泳ぐことは水中を進む感覚でいましたけど、水をかくことは地面を蹴る感覚に近いのかもしれません。

自分なりの水の抵抗を受けない水中姿勢と、水を力強くかく方法を探求する必要がありそうです。

 

次の記録会に向けて、また試行錯誤を楽しみたいと思います🏊‍♂️💦

 

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50mプールを横に区切って25mプールとして使いました。

普段のジムのプールよりも深く、コースも幅広く、また水質もきれいで軽く、とても泳ぎやすかったです。

 

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100m平泳ぎでは年代別で1位でした。(奇跡)

同じ種目の出場者が少なかっただけなんですけどね。

 

#先日の水泳大会