ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#きょうの水泳教室

唐突ですけれど、先日の早朝クラスのときに 、隣のコースでグイグイ泳ぎまくる筋骨隆々の青年がいたんです。

その肩周りの柔軟性がすごくて、腕を前方に伸ばすと肩甲骨も倍に伸びて、一かきでグンッ!って進むんです。

自分もいつかあんな泳ぎをしてみたいもんだなぁって、とにかく見惚れてしまいましてね。

でも水泳を始めてもうすぐ3年も経つし、自分も多少は柔らかくなってきたんじゃないかと思いまして。

ふと、出来心で肩甲骨はがしのストレッチをやってみたんですよ。

そしたら、筋をやらかしてしまったようで。

ここ数日、肩とか肩甲骨の辺りがとても痛いです。主に右側の方で。

普段の肩こりの痛みではなく、筋の痛み。

リュックを背負うのもしんどいレベル。

さすがに、今日の水泳教室は休もうかと思ったんですが、痛いけれど動かないわけではないので行くことにしたんです。

なにより仕事のストレスが溜まりに溜まっていたので、とにかく身体を動かしたくてしょうがなくて。

あまり褒められたことではないんですけど、泳がない方が辛い気もしたんですよ。

泳いでみて様子を見つつ、肩が動かなくて満足に泳げないようであれば、キックの練習をさせてもらえばよいし。

教室の時間がはじまると、毎度、コーチから体調を確認されるんで、その時に頼んでみたんです。

正直に、今度は肩の筋をやらかしたんで今日は抑えめで泳ぎたい、と。

そうしたら、同じクラスの和製エリオとスジ筋兄上に「また怪我したの~? 」と笑われましたは。

たしかに今年はずっと怪我をしていて、万全なときがないのであります。

もしかしたら運動のしすぎなのでしょうか。

怪我のしにくい身体になるための運動をなにか取り入れるべきなんでしょうけど、内容が退屈なのでサボってしまってばかりです。

しかし、日曜の誕生日を前にして、この不調具合は悲しすぎです。

特に予定もないから問題は無いのですが、とにかく痛みに悶絶したまま週末を過ごしたくはないのです…。

どうしようもないんですけど、すべては自分が招いたことだと思って精進するしかないな、と思いつつ、臨んだ練習メニューは下記の通りです。

 

ボビングジャンプ(前向き) 25m
ボビングジャンプ(後向き) 25m
蹴伸び 25m×2
ビート版バタ足(顔上げ) 50m
ビート版バタ足(顔入れ) 50m
犬かき 25m×2
平泳ぎプル 25m
背泳ぎプル 25m
クロール60秒サークル 25m×8
クロール50秒サークル 25m×6
クロール40秒サークル 25m×4
タバタプロトコル(20秒バタ足10秒休み) 8本
クロール→平→クロール 75m×2

 

肩周りはいま、何もしていない状態でも痛いし、腕を頭上に伸ばそうとするとより痛む感じです。

でも、力を入れなければ、そこまで痛みを感じることはなかったので、意外に泳ぐことができて、我ながら驚いてしまいました。

しかも、痛みで力が入らないせいで、むしろ良い泳ぎができたようです。

身体の力みが泳ぎを固くしていたし、浮力もなくしてしまって、水中姿勢の維持を難しくなることを、長らく課題にしていたんですが、こんなことで出来るようになるとは思ってもみませんでした。

他にも、力まずに勢いよく水をかく、ってことがずっと理解できないでいたんですけど、ようやくつかめたような気がします。

これまでは腕力で水をかくイメージでいたのを、腕を回すための部位に力を入れるように変えたと言いますか。

例えるならば、プロペラの羽の部分ではなく、羽の付け根のモーター部分にグッと力を込めて泳ぐ、と言えば伝わるでしょうか。

付け根と言っても、肩甲骨ではなくて下腹部腹筋のあたりで、身体の重心点でもある「丹田」と呼ばれるところなんですけども。

おかげで上半身だけでなく下半身も変な力が抜けた状態になっていたのか、水中姿勢を保ちやすくなりました。

実際、肩の痛みにビビっていたし、腕に力も入らないので、自分的にはゆっくり泳いだつもりでも、タイム的には普段と変わらなかったんです。

コーチからも良い泳ぎでしたよ!と言ってもらえたし。

まさに怪我の巧妙。

しかし、痛みが引いても元に戻らないようにしたいところなんですけど、どうすれば良いんでしょうかね。

困りました。

 


#きょうの水泳教室