#ボタニカルホモ日誌 20190104
仕事は7日まで休みにしているのだが、目覚ましのアラームも部屋の照明の予約時刻も平日仕様なので、正月気分など微塵も感じさせない朝が続いている。
ひとりでいるとダラダラしていても していなくても、特に変わりはないことは良いことなのか悪いことなのか。
きょうはオザキフラワーパークの初売りに行く。
しかし出かけるには早い時間なので、併せて都心の初詣の様子を見に行くことにした。
飯田橋にある東京大神宮。
8時台ということもあり人はまばら。
おみくじは吉だった。
昨日の大師様のおみくじと同じように、「いまはその時ではない」という旨が書いてあった。
神田明神は仕事始めで参拝するサラリーマンの方々でいっぱい。
例年、始業時間を過ぎると、もっとたくさんのサラリーマンで賑わう場所なので早めに来て良かった。
ここで引いたおみくじは末吉。
ここでも、あまり急ぐなと書いてあった。
そんなに急いでる自覚はないし、むしろ急げよ!と言われている方なのでなんだか感慨深い。
この二箇所は、前に住んでいた近所の中華料理屋の常連さんに教えてもらったところ。
初詣の特徴がそれぞれに光景に見ることができて面白いよ、と勧められてからずっと参拝することにしている。
雑な定点観察みたいなもんだ。
普段は湯島天神にも行くのだが、きょうはオザキフラワーパークでの初売りもあるので、また別の日に行くことにしたい。
さて、秋に来て以来のオザキフラワーパークである。
真冬の時期なので、緑や花の色は鮮やかなものばかりではないが、相変わらず充実した品揃えである。
多肉植物の福袋はすでに売り切れてしまっていたが、会員向けの2割引セールは実施中だ。
(二階は希少植物の販売コーナーになっていた)
(いろんなサボテン)
(謎の多肉植物)
(ポケモンみたい)
きょうは平日でもあるせいか、来客の様子はまばらだった。
きょうは母の誕生日に合わせて、なにかよい花鉢があればと思って来てみた。
しかし見て回っていると、これまでに気づかなかった植物の存在に気づくことができて面白かった。
春から秋にかけては葉も花も盛り盛っているので、目立たないものや死角に隠れやすいようだ。
冬の時期のために休眠状態の植物も多く、店内も見晴らしが良いので植物を探しやすいという利点があるのは気づきだった。
(ハラン、お弁当に入っている緑色のアレである。
面白いので買ってみた)
(蝋梅は花が少ないのに、華やかな匂いを辺りに漂わせて圧倒的な存在感を示していた)
あと、冬越しの状態を見られるのがよい。
多年草や宿根草、落葉樹など、葉を落としたり地上部分が枯れてしまうので、春に芽吹くまでソワソワして仕方がない。
しかし、お店でも同じような状態であることを確認すると、正解を知れたような気がして安心することができた。
(ガーベラの鉢植え、地上部は枯れているが宿根草のため春になれば芽が出てくるらしい。割引されて100円だったので買ってみる)
(これはアスターの鉢植え、これは50円だったので購入)
(これはミニガーベラ、これも50円だし、ガーベラとの違いが気になったので購入)
値引きされた宿根草の苗をいくつか買ってみることにしたけれど、果たして春に芽を出してくれるだろうか。
おみくじ的には、時節を待てば吉と出ていたから悪くはない選択だったように思う。
しかし、母への贈物の花を探しに来たというのに、自分の家用の植物ばかり選んでしまった。
いや、ちゃんと見て回っていたのだが、あまりしっくりくるものが無いので、贈物用の花は見送ることにした。
芳香クレマチスか、牡丹と芍薬のハイブリッド品種が良いかと思ったんだけど、植える場所を考えると実家に迎えるには申し訳なく感じられたのだ。
とりあえず、保険としてローズヒップの実をつける野薔薇を買っておいた。
(いまの売り場のメインはクリスマスローズ)
(渋い色のプリムラ)
(養生中っぽい苗も売っている)
何周も見て回っていたら15時近くになっていた。
4時間ほどいた計算になるが、ずっと見ていられる気がした。
帰りに安くなっていた薔薇の花を買って帰る。
この生花店もオザキフラワーパークの会員カードが利用できるらしい。
母への誕生日プレゼントは花束にしても良いかもしれないな、と候補に入れてみた。
しかし実家に花瓶があったかどうかを、まったく思い出せないのが困った感じである。
#ボタニカルホモ日誌 20190104