ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#きょうの水泳教室

連休明けの水泳教室である。

神経をすり減らしながら時間を費やしてきた仕事は、返事待ちの段階になったので、身も心も落ち着きを取り戻しつつある。

これまでやれて来なかった仕事があるにはあるのだが、ここまで放って置くことができたのだから、そこまで急ぐ必要もないのだろう、ってことにしてのんびりやっている。

正直、多少の嫌味を言われることはあるが、自律神経が整うまでは、本気を出さずに乗り切りたい。

これまでに整ったことがあるのか、というと怪しいところではあるが。

でも運動をする前と後では、身体と神経の調子がまるで別ものだな!という実感はあるのは間違いない。

体温の高まりや血流、筋肉の適度な疲労などの効果なのだろうか。

あとは思い通りに身体が動いてるときの快感は、言葉では言い表せないものがある。

まぁ、大概は脳みそと身体の動きが一致しないときの方が多いので、ストレスが無いわけではないのだが。

きょうの練習はどちらかというと、テンションを上げて落とすような内容だったように思う。

 

ボビングジャンプ 25m

蹴伸び 25m

ビート板有りバタ足 50m

フィン付きビート板有りバタ足 25m×4

フィン付きビート板有りサイドキック 25m×4

フィン付きサイドキック 25m×4

フィン付きクロール 25m×4

フィン付きバタフライ 25m×4

フィン付き背泳ぎ 25m×4

フィン付きバタフライ 50m×2

フィン付き背泳ぎ 50m×2

フィン付きクロールダッシュ 50m×2

バタフライダッシュ 50m

クロールダッシュ 50m

 

きょうはフィンをつけて、スピードの感覚を憶える練習をした。

足ひれを付けて泳ぐと、別人になったかのように速く泳ぐことができるので、初心者にも人気のトレーニングだ。

速く泳ぐとこんなにも清々しい気持ちがするのか!と普段の練習のモチベーションにもなる。

初級クラスの人でもフィンを付ければ、マスターズに出られるくらいの速さで泳ぐことができるのではないか。

しかし、フィンを外して泳ぐと、あまりの進まなさに絶望もしたりする。

足ひれの分だけ水を蹴る面積が増えるため、それだけ脚は抵抗を受けるのだが、フィンを外すと受けていた抵抗が無くなって軽くなるのだ。

軽くなるなら楽になるのかというと逆で、水を蹴っている感覚も無くなるし、ファンに頼っていた推進力もほぼ無くなるので、イメージと動きが一致しないため本当に焦る。

寝ている時に見る夢で、走っても走っても進まない時があるのだが、その感覚がリアルになった感じで、とにかく苦しくて生きた心地がしないのだ。

でもそれは毎度のことで若干慣れつつあるのだが、きょうは更に追い討ちをかけられたことがあった。

なんとフィン付きのクロールとフィン無しのクロールのタイムが、そんなに変わらなかったのだ。

バタフライや背泳ぎはフィンを付けた方が10秒以上速くなるのだが、クロールだと2,3秒速くなるぐらい。

これはフィンを付けても、その恩恵を受けられていないことを意味している。

つまりは、キックの効果をまったく得られていない泳ぎをしているってことなのだ。

キックをしていない、と言った方が正しいかもしれない。

たしかにクロールを泳ぐ時は、フィンを付けていても、水を脚で押し出す感覚が軽いのだ。

脚が水面近くでパシャパシャしているだけで、水を後ろに押し出すことができていないらしい。

コーチ曰く、普段から股関節を動かせていないから、フィンを付けたら水の抵抗を受けて、更に股関節を動かせなくなっているみたい、とのこと。

そこまで自分の股関節が硬いとは。

どうすりゃ良いものか、と少しばかり途方に暮れた。

いや、柔軟体操を怠けないでやれば良いだけなのだけども。

上手く行かないことがあると、すぐこうやって普段の怠慢を棚に上げて嘆く。

スジ筋兄上とエリオに置いていかれないように頑張りたいのだが。

 

ちなみに今日はエリオが遅刻して来たけれども、いつもの三人とコーチでの練習だった。

連休中の話をしながらの楽しい時間ではあったけれども、トレーニングでは欠点の核心を突かれて、時間が経っても動揺は続いている。

兄上はバサロが曲がってしまうのを悩んでいたし、エリオはクイックターンが思うようにできなくて悩んでいた。

練習後、ジャグジーで身体を温めながら、あれやこれやと雑談していると、自然にそれぞれの泳ぎの課題について反省する時間に。

悩みについて話しているのに、その時間はとても楽しいものだった。

話した内容について、来週の練習会でできるかどうか、早く試してみたいとソワソワしてくる。

 

ジムから最寄駅まではエリオと一緒に帰った。

自分が貸した本はまだ読んでいるということと、大学の専攻をどうしようかと迷っていることを話してくれた。

自分が専攻を決めた時はどうだったけなぁ、と思い出しながら答えてみたけれど、適当なことを答えてお茶を濁した感じになってしまった。

来週の練習会までに、ちゃんとした回答を用意しておかねばと、また気持ちがソワソワしてくる。

 

他の人はどんなことを考えて、専攻やゼミを選んだんだろうか。

自分も気になるので、同じ類の人の体験記を聞いて回るしかないなぁ、と、松屋のゴロゴロチキンカレーを食べながらあれやこれやと考えた。

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#きょうの水泳教室