ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#ボタニカルホモ日誌 20190519

買い物から帰ってからのおやつに、タイ産のマンゴーを食べた。

タイフェスで買ったナンドクマイ種のマンゴーが、ちょうど熟してきた頃合いで、サラサラしていた表面の皮がザラザラと荒い凹凸を出してきている。

常温に置いておいたらそんなににおわなかったのに、冷蔵庫に入れると強い香りを放っている。

寒くなる前に実を食べてくれ!と言っているかのよう。

マンゴーの生理現象なのだろうか。

甘さは控えめではあったが繊維質も少なく、天然のマンゴープリンを食べているかのような食味で、一番好みのマンゴーだった。

食べ終わって剥き出しになった種を見ると、固い皮に覆われた胚がぷくっと膨らんでいた。

メキシコ産やペルー産は胚が無いのでは?と疑えるほどに真っ平らだったので、その違いを見て「もしや種を蒔いたら芽が出るのでは?」と期待がわいた。

スマホで検索してみれば、案の定、マンゴーはアボカドに並んで、家庭でも発芽しやすい部類のものらしい。

時期を選べば1,2週間で発芽するようで、観葉植物として育てる人も多いみたいだった。

ネットに載っていた情報に従って、早速蒔いて観察することにした。

種を蒔くならば、食べたその日のうちが良いらしい。

 

↓作業しやすいように洗った種。

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↓ハサミで外の殻を割って種(胚)を取り出す。
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↓茶色い薄皮も剥いだ方が発芽率が高まるらしいが、傷つけそうなのでやめておく。
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↓割れ目から根と芽に伸びてきそうな片鱗を見せている。
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↓発根と発芽まで水につけていても良いのだが、植え替えが面倒なので挿し芽土に種を横たわらせて置き軽く土をかける。

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水をかけたら種が剥き出しになったけれど、好光性の種らしいのでそのままにする。

あとは土と種が乾燥しないよう、適度に水をあげながら待つのみ。

 

実がなるまでは7,8年ほどかかるらしい。

その頃、自分は何をしているだろうか。

とりあえず、発芽してから考えようと思う。

 

 

#ボタニカルホモ日誌 20190519