ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#きょうの水泳教室

明日までに発注したいから決裁を起案しておいて!という依頼をメールしたよ、というメッセージを今日の17時にSlackで受けたのを見て、しばしの間呆然とする。

メールしたことをわざわざSlackでも連絡してくるセンスも意味がわからないのだが、明日までに発注が必要な契約案件を、今日の夕方に頼んでくるモラルの無さに驚いてしまった。

頼めば何でもやってくれると思われているのだろうか。

そんなに優しく接したことなどないのだが。

逆に日頃の鬱憤を当てつけられているのかもしれない。

どうやって断ろうか冷静に考えようとしても、憤慨して高ぶる神経が鎮まらない。

決裁の内容的に役員の承認が必要で、それまでに何段階も報告する必要があるもので、難しいというより無理な依頼だった。

力づくで各所の上長の帰宅を引き止めることも可能だが、それをしたところで簡単に決裁が通るかというと逆なのだ。

急いでいる=何かしらの不備があるはず、と念入りに起案内容を確認されて、間違いがあれば訂正をし、また一から承認をお願いしないといけない。

よくよく確認してみれば、そもそも必要な書類もそろっていなかった。

こんな状態でよくぞ依頼などしてきたな!!という旨と、明日発注できるように決裁を回覧することが、如何に不可能かの理由を並べたてたメッセージを返信する。

所属の上長に報告して、水泳教室のために会社を出る。

依頼されたことをこう一方的に拒否して帰るとは、乱暴すぎるだろうとか思われるだろうか、と少しだけ不安がよぎる。

しかし問題なさそうなことはすぐにわかった。

決裁の依頼主は自分の返事を待たずに、すでに帰宅していたからだ。

それを知って不安は消えたが、憤慨の度合が増したのは言うまでもない。

 

とにかく泳いで高ぶった神経を鎮めなければ!と意気込んでプールに向かう。

きょうの練習は、エリオと二人だった。

先週は文化祭の準備で忙しく、プールには来られなかったんだそうな。

そんな呑気な報告を受けたら、会社での出来事もどうでもよくなって、への字に凝り固まった口元はヘラヘラ〜と緩んでしまった。

練習内容は先週に続いて、かなりハードな内容だったけれどもとても楽しい時間だった。

 

ボビングジャンプ 25m

蹴伸び 25m

タバタプロトコル 20秒全力バタ足10秒休憩×8

タバタプロトコル 20秒全力腕立て10秒休憩×8

体幹トレ 30秒×4パターン

クロール60秒サークル 25m×8

クロールダッシュ 25m×8

平泳ぎ 100m

バタフライ 25m

 

きょうは途中にプールサイドにて、筋トレと体幹レーニングをやった。

腕立て伏せは普段やらない筋トレなので、久々にやったせいかかなり堪えるものだった。

エリオも10秒ある休憩の度にグッタリしていて、2人で目を合わせて無言のまま励まし合った。

体幹トレは日頃気づいたらやるようにしていたので、それなりにこなせたものの、コーチに正しい姿勢に修正されると、感じたこともない負荷がかかってきたのには驚いた。

普段の自主トレではあまり大した効果が得られていないようだ。

やはり、ひとりでやるトレーニングには限界があるのかもしれない。

 

筋トレの後は、腕にしこたま乳酸がたまった状態でクロールを泳ぐトレーニング。

案の定、腕の動きが重い。

肩を大きく回すのもスムーズにいかないし、しっかりと水をかくのも難しい。

泳ぐスピードを上げるのは至難の技に思えたが、体幹を意識して水中姿勢を整えると、腕力が働かなくともスピードに加速がついたように感じられた。

ほんの一瞬だったんだけども。

けれど、もっと技術を習得することができれば、まだまだ伸びしろはあるように思えた。

水中での体重移動の感覚を早く掴んでみたい。

 

最寄り駅までの帰り道はエリオと一緒だった。

ロード用の自転車で来ていたので見せてもらった。

自慢と気恥ずかしさの混じった顔が、なんとも言えない愛らしさだった。

普段の生活では、こういう素の表情に触れる機会が、最近は随分と少なくなったように思う。

自分がよく見ていないだけなのかもしれないけれど。

 

(松屋のゴロゴロチキンカレーが終わってしまったので、今夜はタルタル和風チキン定食)

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#きょうの水泳教室