#きょうの水泳教室
去年の12月から取り組んでいた仕事はまだ決着はついていないけれども、つぎの仕事に向けて水面下で動き出す雰囲気が漂い始めた。
決まったやり方の無いことなので仕方がないが、雲の中の霧を掴むような感覚がいまだに慣れない。
正解を導き出すのは本を読んだりデータを分析して考えさえすればわかるのだが、実務となると「考える」というより「探し出す」ことで完成させる過程が必要になるっぽい。
正解を見つけるだけでは足りなくて、それを正解として成立させないといけない、というか。
正解の証を成すには歴史が必要なのだと思う。
話が逸れた。
なにを考えていたのかというと、水泳も同じだな、と思ったのだ。
正しい泳法はあるが、身体の形や筋力は人によって異なる。
自分の身体に適した泳法とそれを適える努力が必要なんだろう。
きょうは久々にいつもの3人が揃っての練習だった。
前回までのバタフライの練習を踏まえつつ、四泳法を泳ぐ内容で、また肩甲骨周りの筋トレを悲鳴を上げながらやった。
ボビングジャンプ 25m
蹴伸び 25m
ビート板バタ足 50m
クロール 25m×8
クロール 50m×6
肩甲骨周りの筋トレ 20秒×8
バタフライ→背泳ぎ 50m
背泳ぎ→平泳ぎ 50m
平泳ぎ→クロール 50m
バタフライ→背泳ぎ 50m
背泳ぎ→平泳ぎ 50m
平泳ぎ→クロール 50m
四泳法メドレー 100m
肩甲骨は回るようになったものの、体重移動の感覚がいまだにピンとこない。
あと背泳ぎが遅すぎる。
エリオはどんどん上達して、平泳ぎ以外は自分よりも早くなってしまった。
ちょっと悔しい。いや、ほんとはスゴく悔しい。
けれども、クイックターンは様になってきてはいるので、停滞感は感じることは無いのが救いか。
正解にするスピードが遅いだけなのだ、と思って自分を慰める。
いまは過渡期なのだ。仕方がない。
帰りはエリオと吉野家に行った。
聞けば、お母さんが夕飯にハンバーグを作っているというのだが、軽く食べたいというのでおごってあげた。
お手製のハンバーグの前に牛カルビ丼を食べるだなんて、なんと勿体無いことを、と思ったが、付き合ってもらえるのはありがたい。
自分は気になっていた吉野家のスパイシーチキンカレーを食べた。
この手のカレーに関しては松屋が飛び抜けているな、と思った。
エリオの学生らしい悩みを聴きつつ、そんなことも自分もあったような気もするし、無かったような気もするなぁと思いながら聴いた。
いち会社員の目から見るとどう見えるかだけコメントをして、アドバイスは特にはしなかったけれど、ちょっとした相談事だったのだろうか。
自分より先を生きていく若者にアドバイスできることは無いし、むしろ若者から見て、いまの自分はどう見えるのかを教えてほしい気分になった。
#きょうの水泳教室