ウォンバットの黄金バット

いろんなバットちゃんです。

#きょうの水泳教室

きょうは休館日だった分の振り替えで日曜の教室に参加。

以前に教わっていたコーチの曜日である。

大谷翔平くんとブタゴリラを足して2で割ったような愛らし顔をしているが、練習内容はエゲツない元水泳部のコーチである。

周りはaround60の方々ばかりで、たまにしか来ない曜日なのでまだ仲良くなれてはいない。

黙々と練習するのみ。

 

スイム4種 25m×4

ビート板バタフライキック 25m×4

ビート板背泳ぎキック 25m×4

ビート板平キック 25m×4

ビート板バタ足キック 25m×4

バタフライ(伸び重視) 25m×2

背泳ぎ(伸び重視) 25m×2

平泳ぎ(伸び重視) 25m×2

クロール(伸び重視) 25m×2

バタフライ→背泳ぎ 50m

背泳ぎ→平泳ぎ 50m

平泳ぎ→クロール 50m

 

きょうはビート板を使ってキックを中心にした練習だった。

ビート板は単に泳ぐ際の支えとして用いることもあるし、水中に沈めて負荷をかけるために用いることもできる。

きょうは後者の練習だった。

ビート板を腕でグッと水中に沈めると腕に負荷がかかるのはもちろんのこと、水の抵抗も受けるからキックをしてもなかなか進まない。

そういう苦しい中で、どれだけ水中姿勢を保つことができるのかが練習のキーポイントらしい。

自分の場合は、脚が開きすぎているようで、キックした後に爪先を揃えることを意識するように言われた。

意識すると力が入りそうな感じはするのだが、キックの終わりに爪先まで揃えるようにすると、水中姿勢を真っ直ぐに取ることができるし、推進力も出てくる。

脚を開いていると水の抵抗になる面積も増えるのだから、よくよく考えてみると当たり前のことだった。

しかし毎度足先を揃えようとすると、腹筋に負荷がかかるようだお腹が痛くなった。

楽に泳ぐためのトレーニングで苦しい思いをするのは、なんだか腑に落ちない感じもする。

しかし、楽をして下手なままの泳ぎで苦しい思いをするのなら、少し頑張って上手な泳ぎで楽をしたいところ。

水泳教室の時間が終わってプールサイドに上がると、コーチが挨拶に来てくれて、感想を聞かれたので「まさかあんなに脚が開いているとは思わなかった」と答える。

するとコーチが「あと、開くときに脚が左右で揃ってないんですけど、なにか怪我とかされたことがありますか?」と尋ねられる。

あまり思い当たる節はないのだが、整体では上半身の左半分が硬いと言われて腹部のインナーマッスルを解される、という話をしたら、「なるほどぉ」と言って股関節のトレーニングを教えてくれた。

レーニングと言っても、足の親指を支点にして踵を上げながら左右にクルクル振る、という練習で大したものではない。

しかし片足ずつやると、その可動域の差が大きいことに驚かされた。

左脚の方がほぼ動かない。

コーチが、左右で揃うようになるともっと泳ぎの姿勢がよくなるはずですよ、と自分の読みが当たったことにニヤニヤしながら言う。

普段は何の気もなく過ごしているように思っていたが、実のところ大なり小なりの身体の不自由さを抱えているのである。

自分のわかる範囲で生きている限りは気づけないことだなぁ、と改めて水泳を始めて良かったと思う。

 

帰りにスーパーに寄ると、枝豆の詰め放題セールをやっていた。

本格的な夏の到来だ。

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#きょうの水泳教室